デモナータ一幕〜ロード・ロス〜
- 作者: ダレン・シャン,田口智子,橋本恵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/06/10
- メディア: 単行本
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ダレン・シャンの第二シリーズ。
前回のシリーズのテーマは吸血鬼。今回は悪魔(魔物?)。
前回のシリ−ズ以上の面白さだった。児童書とは思えない程グロテスクなシーンがあった。多分これはファンタジーと言うよりはホラーだろう。
あらすじ。主人公のグラブス・グレイディは他人を困らせるトラブルメーカーだった。たとえばタバコを吸ったり。学校に親が喚ばれるほどのダメダメ君だった。でも自分は人生を楽しんでいるらしい。だがある日、グラブスは叔母に正体不明の理由で預けられた。でも家族が気になってしょうがないので家に戻ってみる事に。するとそこにはズタズタに引き裂かれてるお母さん、下半身が無い姉、頭が食われているお父さんが居た。おぞましい悪魔に殺されたらしい。悪魔の名前はロード・ロス、すこし人間に似ているが体の形がどうもおかしい(ネタバレになるので言えません)それとその部下、ベインとアーテリー。グラブスの人生は悪魔達に引き裂かれたんだ。って話。
適役のロードロスはかなりバランスの悪い体つきをしてたな(笑)。
うん〜...90点!
ちなみにシリーズ名、デモナータは悪魔達の世界の名前。