仮面ライダーファイズ正伝ー異形の花々ー

仮面ライダーファイズ正伝-異形の花々- (Magazine Novels Special)

仮面ライダーファイズ正伝-異形の花々- (Magazine Novels Special)

平成仮面ライダ−の脚本家の井上敏樹が脚本ではなく自分の作品を外伝の形で書いた作品。
仮面ライダーファイズ』が放送終了後から約8ヶ月後に出版された。
正直、ファイズの最終回はとてもがっかりだがこれで少しファイズに甦った。
登場人物はほとんど同じで表紙には無数の怪人が絵描かれているが登場しない怪人も居るので混乱する。
僕的にはこれは12歳以下の子供が読んでもさっぱりだと思う。内容がすこしグロテスクなところが多いので親に読まれると教育妨害で殺されると思う。
買って楽しみにしてた戦闘シーンがあまりにも少ない事に気付きかなりのショックを受けたが、感動してかわいそうな場面もあったから良い買い物をしたと思う。
ファイズの出番があまりにも少ないし、カイザは量産しているし、原作では友達で怪人とまったく関係の無い人物が何故か怪人だ。
正直言うが井上敏樹はアクションを書くのが嫌いらしい。
僕の目線からはこの本のジャンルはヒーローものではなくラブストーリーと言うべきかサスペンスと言うべきか迷ってしかたが無い。